…あの忌まわしい事件から、間もなく1年を経過しようとしていますが、やはり、犯人の行為自体は到底許せるものではないです。これだけは最初に記しておきます。
ただ、あの事件から、事あるごとに思ったことですが、昨今の経済・雇用情勢(所謂「派遣村」の件にも、いろいろ思うものがありました。)や、余りにも精神的余裕が無さ過ぎる、現在の社会状況を思えば、いつ何処でまた、同じような事件が(犯人と同じ境遇に陥った)輩によって、起こっても不思議ではないと、常々考えております。
私も、1年近くも職を失い、貯えも底については住む家も追われた時期があり、その時は真剣、彼のように精神的に追い詰められて、あのような「凶行」にいつ走ってもおかしくない状況でした。その事を振り返ると、今はまだ辛うじて職に有りついているものの、今度また同じ状況に陥った時、正直彼のような行為の可能性や、自身が電車駅のホームから…、といったような、早まった行為をしないという自信は、全くないです。
・・・不謹慎で申し訳ないものの、そんな事を思えば、やはりmixiやブログを始めとする、余所の日記や掲示板でよく見かけるような、ただ犯人(あるいは立場の弱い方々)を叩くだけ叩くといった、突き放した内容の話を見る度に、頭や胸が締め付けられるくらい、痛くなるような辛い思いになります。あの時は、私もよく観覧している方が怒りの余り、感情的に吐いた
「甘ったれるんじゃないわよ!」
という言葉にも、いろいろ考えさせられるものがありました。
実際、そういう方々が日記でどう表現するのかは、その人次第であり、私もそこまでは干渉しませんが、もし仮に、自分が犯人と同じような立場に追い詰められた時に、そういう方々がどういう思いになるのかを、書き込む前に一度想像してから書いた方がよいと考える、今日この頃であります。
ともあれ、犯人はそれ相当の刑を受けて、自分の犯した罪を償わなければいけませんが、同時に、今後同じような事件が願わくば、(私も気をつけなければいけませんが)起きてほしくない事を、今はただ、願うばかりです。
・・・改めて、被害者とその遺族には、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます…。